2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

栃木県庁、都庁1類B合格!
卒論でペースを崩すも、直前の3カ月で挽回。第1志望の県庁にトップ合格! (Y.Kさん)

 

◎公務員志望動機◎
私が公務員試験を受けようと考えたのは、民間企業に入って特定層に焦点を絞って利潤を追求していく仕事をするよりも、もっと広い視点で人と関われる仕事をしていきたいと考えたからです。また、働くということは自分の労力や時間を仕事に費やし、その対価として給料を受け取ることですが、その仕事が同時に人の役にも立つのであれば、やりがいも感じられて充実したものになるだろうと思い、志望しました。

 

◎喜治塾を選んだ理由◎
私は大学4年生の後期から休学して一年間米国に留学し、帰国後に残りの後期分を大学に通いながら試験勉強をするというスタイルでしたので、他の生徒さんたちとは少し立場が違う状態でした。卒業論文も書かなければならなかったので、勉強時間が取れないのではないかと心配しながら塾を探していた覚えがあります。いくつかの予備校を回りましたが、その中で喜治塾を選んだのは、ここなら本当の意味での「授業」が受けられるのではないか、と思ったからでした。大手の予備校というのは、一つの授業に出席する生徒もかなりの数ですし、予備校の立地によってはビデオ受講のみという所もあります。それでは先生と生徒という繋がりはほとんどありませんし、甘いのかもしれませんが、かなり味気ない勉強になると思います。私自身、公務員試験を調べる中で、合格するために必要な勉強量がとても多いという風に感じていましたし、ある程度高度な知識も要求されると考えていたので、そのような勉強をしていく上で、ただ一人予備校に行って長期間勉強するというのは無理だと考え、少人数で、授業も分かりやすく、講師と生徒あるいは生徒同士の距離が近い予備校を探しました。そして巡り合ったのが喜治塾でした。
喜治塾は様々なコースを用意していますし、先生が生徒一人ひとりをきちんと見てくれるので、安心して授業を受けることができます。授業自体も初学者でも分かるようにきちんと基礎から教えてくれますし、人と人との距離が近いので、疑問があったらすぐ友達や先生に聞くことができます。また、スケジュールが合わなくなると授業の乗り換えができるので、卒論を書くうちに忙しくなってしまった私は、このシステムにだいぶ助けられました。

 

◎勉強スケジュール◎
私が塾に通い始めたのは、大学4年生の8月でした。最初の頃はどういう勉強をすればいいかも分からなかったので、とにかく授業にきちんと出て、復習をすることを心掛けました。公務員試験というのはジャンルが広く、分野によっては深く学ばなければならないので、授業に出るだけでも多くの時間がかかりますし、大変だと思います。それでも喜治塾の授業は一回一回のクオリティが高いので、授業に受けるだけでも勉強になりました。また、喜治塾の授業では冒頭で過去問を出してくれるので、その都度知識を定着させることができます。
こうして夏、秋は授業→復習の繰り返しである程度は勉強していたのですが、卒論の時期が近づいてくると忙しくなり、提出前には授業にすら出られなくなってしまいました。卒論提出後にビデオ受講でフォローしましたが、如何せん本数が多かったのでとても苦労しました。ただ、その中でも、今の自分のスケジュールと今後の勉強方法について逐一先生方に相談し、軌道修正していただけたので、最後まで勉強が続けられたのだと思います。結局本腰を入れて勉強をしたのは最後の3ヶ月ほどで、その時期は一日10時間は勉強していましたが、それまでは本当に単に授業の消化をしていた、という感じでした。

 

◎勉強法◎
喜治塾の授業は質が高いので、授業を理解することが第一です。その中で、特に専門科目は塾の授業で一通り学んで、自分の志望先に合わせて比重を考えて過去問を解いていけば合格ラインに達すると思います。また、教養科目はその人の得意・不得意によって全く勉強方法が違ってくると思うので、その点は先生に相談して決めていくのがいいと思います。実際、私も先生に相談して勉強の仕方を決めていきましたし、周りの友達もそうやって計画を立てていました。やり方を考えながら勉強するのと、ただ闇雲にやるのとでは効率が違います。喜治塾ではそのような相談を一人ひとりに行ってくれますし、それによってだいぶ効率性が増すと思います。
また、喜治塾ではその人の弱点に合わせて「道場」というものを開講して補ってくれます。私はその中でも特に論文道場をオススメします。例えば都庁では論文の比重がかなり高いようで、選択問題であまり芳しくない点数を取っても論文で挽回することができます。その他の試験でも論文の比重は高くなっており、勉強しておくに越したことはありません。論文道場は月に一回というペースですし、出るだけで時事にも関心を持つことができるので、公務員試験論文という特殊な論文の書き方を学ぶ以上のものを得ることができます。

◎モチベーションの維持◎
私のケースはあまり参考にはならないかもしれないのですが、私は夏から勉強を始めて、周囲に追いつきたいと思っていたので最初はかなり勉強をしていました。ただ、卒論の時期が迫るにつれてそちらに注意が向いてしまい、中だるみどころじゃないほど勉強から遠ざかっていました。よって、本腰を入れて勉強を始めた3月にはもうすでに後がない状態だったので、モチベーションの維持という問題ではなく、ただやるだけやるしかない、という感じで毎日勉強をしていました。ただ、単にがむしゃらにやるだけでは結果を出せないだろうと思っていたので、一ヶ月、一週間、一日と大きい計画をまず立てた上でより細かい計画を立てて実行していきましたし、その都度方向性が間違っていないか志望先の出題比率を調べながら勉強を進めていました。

 

◎今の気持ちと後輩へのメッセージ◎
今は本命だった栃木県庁から内定がもらえて、ほっとしている所です。不安だらけで始めた公務員試験勉強でしたが、何だかんだで内定を4つも頂くという贅沢な結果が出ましたし、その中で自分の行きたい所を選べたのでとても満足しています。これは、卒論で忙しくて塾に行けなくなってしまった時も心配して電話を掛けてきてくれた先生方や、久しぶりに行った私を温かく迎えてくれた塾の方々のおかげです。今、喜治塾を選んで本当に良かった、と心から思っています。
今後勉強をしていくみなさんへのメッセージとしましては、試験勉強を頑張ることはもちろんですが、それと同じくらい色々なことを感じたり、たくさんの人と話したりして、自分がどういう人間なのか、どういう未来を歩んでいきたいのかなど、様々なことを考えていって欲しいと思います。今、公務員試験では面接重視の傾向が強まっています。一次試験での間口を広くして、その後の面接で選んでいくという風潮になっているのです。これは人と関わっていく公務員という仕事において、本来そうされるべき選び方ですし、この傾向は妥当なものだと思います。だからこそ、これから試験を受けていくみなさんには、コミュニケーション能力を上げる努力をして欲しいと思います。とはいえ何も難しいことではなくて、大学やバイト先の友達とたくさん話したり、サークルで学年の違う仲間と話したり、教授はもちろん喜治塾の先生方と話すだけで、そういった対人能力というのは上がっていくと思います。せっかく勉強しても面接で選んでもらえなかったら意味がありません。その点から考えても、勉強して合格ラインを突破することはもちろんですが、人と人との関わりというのも大事にしていって欲しいなと思います。
最後になりますが、改めて喜治塾の先生方、スタッフの方々に感謝するとともに、これから公務員試験を受ける方々のご健闘をお祈りします。この体験記がみなさんのお役に少しでも立てたら嬉しいです。読んでいただきありがとうございました。

 

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